柔軟剤の使い方を解説!効果は?量やタイミング効果は?間違っている使い方とは?

柔軟剤の正しい使い方を知っていますか?柔軟剤の正しい使い方を知らない人が意外と多いという調査結果があります。(大手生活用品メーカーの調査では、約4人に1人が間違った使い方をしているとのことです。)衣類をふんわりと仕上げてくれる、良い香りを楽しむことができるなど、柔軟剤を愛用している方は多いと思います。

もっと柔軟剤を有効活用できるように、柔軟剤の正しい使い方について解説していきます。
柔軟剤の量や、柔軟剤を入れるタイミング、効果、間違っている使い方について具体的にご紹介します。

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柔軟剤の効果

柔軟剤の効果についてご紹介します。

・衣類を柔らかく仕上げる

柔軟剤の効果は、まず、衣類を柔らかく仕上げることがあげられます。柔軟剤は、繊維の表面をなめらかにして、肌への刺激を和らげてくれます。赤ちゃんのデリケートな肌にも効果的です。

普段着や、おしゃれ着など、ほとんどの衣類に使用することがきます。ゴワゴワしてきた衣類を、心地良い肌触りにしてくれます。

洗濯物の量を、洗濯機の7割程度に抑えて、柔軟剤が全体にいきわるようするのが、洗濯のコツです。

・香りを楽しむ

柔軟剤は、様々な香りがある商品が発売されています。ローズやフローラルの香りで華やかな気分を楽しんだり、アロマを使用した商品もあります。

男女兼用で、男性でも使用できる爽やかな香りの商品もあります。

香りを長持ちさせるためには、衣類のイヤな匂いをしっかり落としてから使用しましょう。そして、脱水後は、すぐに取り出して干すことが大切です。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、香りが残りやすいので、素材によって量を調節すると良いでしょう。

・消臭効果がある

汗の匂いや、体臭、タバコ、食べ物の匂いを消臭してくれる柔軟剤が発売されてます。衣類にしみこんだ汗や皮脂や匂いを消して、着ている間も匂いを抑えてくれます。

一日中、消臭パワーを発揮したり、服を叩くとその場で消臭する商品もあります。

・静電気が防げる

柔軟剤は、繊維の表面を滑らかにしてくれます。つまり、繊維同士の滑りが良くなるので、重ね着をしても摩擦を軽減することができ、静電気の発生を抑えることができます。

また、柔軟剤の成分が、繊維の表面に電気を外へ逃す層を作って、静電気が溜まりにくくなります。

・洗濯じわを軽減

ワイシャツやブラウスを洗濯する時は、洗濯ネットに入れて、柔軟剤を使用すると、洗濯じわを軽減することができます。

・洗濯の時の絡みを軽減

柔軟剤の主成分の「陽イオン性界面活性剤」が繊維に付くことで、「潤滑油」の働きをして洗濯物の絡みを軽減してくれます。


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柔軟剤の正しい使い方


全自動洗濯機の自動投入口が、洗剤用と柔軟剤用で分かれているのは、意味があります。全自動洗濯機では、縦型とドラム式がありますが、それぞれの柔軟剤用の投入口に柔軟剤を入れることで、すすぎの時に自動で柔軟剤を加えてくれます。柔軟剤は、すすぎの時に使用することが正しい使い方になります。

また、柔軟剤を使用した時は、脱水を十分に行いましょう。脱水が不足していると、ニオイの原因や、衣類のごわつきの原因になります。

日差しの強い日は、乾燥機を使ったり、外干しの時間を短くすることで、香りの蒸発を防ぐことができます。

衣類をふわふわに仕上げたい時は、繊維の倒れを逆向きになでるか、振ってから干すと効果的です。

柔軟剤の量

柔軟剤を使用する量は、製品の裏面に記載されている適量を守り、洗濯物量と洗濯水量によって変えます。

ドラム式で6~7㎏の洗濯物量で、洗濯水量が65Lなら、キャップ一杯が標準になります。

多すぎると香りが強くなり、少ないと柔軟効果が少なくなります。

香りをより楽しみたい、消臭効果を少し高めたい方は、少し増量して使用することも可能です。

柔軟剤を入れるタイミング

洗濯機の種類や洗い方によって、柔軟剤を入れるタイミングは変わります。

・全自動洗濯機の場合
全自動洗濯機の場合は、洗濯を始める前が柔軟剤を入れるタイミングです。洗濯を始める前に、柔軟剤自動投入口に柔軟剤を入れておきます。すると、自動で最後のすすぎに柔軟剤が投入されます。

・二層式洗濯機の場合
二層式洗濯機の場合は、すすぎの水がきれいなった時が、柔軟剤を入れるタイミングになります。柔軟剤を入れたら、洗濯機を2~3分まわしましょう。
ためすすぎの場合は、2回目以降が、柔軟剤を入れるタイミングになります。

・手洗いの場合
手洗いの場合は、すすぎが終わり、もう一度水を入れた時が、柔軟剤を入れるタイミングです。適量の柔軟剤を水に溶かし、3分ほど洗濯物をひたしましょう。

間違っている使い方

柔軟剤の間違っている使い方をご紹介します。

・洗剤と柔軟剤を同時に入れて洗う
洗剤と柔軟剤を同時に入れてしまうと、それぞれの機能を打ち消しあってしまいます。そのため、柔軟剤の香りや、ほかの機能も発揮されなくなってしまいます。

・洗濯しわを軽減する柔軟剤を、しわ加工の衣類に使用する。
洗濯しわを軽減するタイプの柔軟剤は、しわ・凸凹加工の衣類のしわがとれてしまう場合があります。

・新しいタオルに柔軟剤を使用する
新しいタオルに柔軟剤を使用すると、水を吸いにくくなったり、繊維が滑って抜けやすくなる場合があります。硬くなったと感じたら適度に使うのが効果的です。

・香りを感じなくなったら、量を増やす
香りが感じなくなったのは、慣れて香りを感じにくくなっていることがあります。違う香りの柔軟剤を使ってみるのも良いでしょう。

まとめ

柔軟剤には、さまざまな機能と効果があります。正しい使い方で、より効果的に使用していけると良いですね。

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