家にあるもので絵の具汚れを落とす4つの方法!

幼稚園から小学校まで、ずっと使い続ける絵の具。
洋服についてしまうと、洗濯しただけでは落としきれず、諦めてしまうママさんも多いのではないでしょうか。
絵の具の主成分である「顔料」は、もともと粘着力の少ないものですが、紙に定着させるために、「ビヒクル」という定着剤を含んでいるため、落ちにくくなってしまっているのです。

今回は絵の具の性質に注目し、
・主に塗り絵の時間に、幼稚園で使われる水性絵の具
・小学校の図画工作の授業で、木材などに色を塗るアクリル絵の具
・油絵で使用する油絵の具
以上3つの絵の具汚れの落とし方をご紹介します。

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・家にあるもので絵の具汚れを落とす4つの方法!


洗濯用洗剤では落ちにくい絵の具汚れ
実は、どの家庭にも常備されているアイテムで、汚れを落とすことができるのです。
家にあるもので落とせるのであれば、クリーニングに出すより、よほどお財布にも優しく経済的ですよね。

水性・アクリル絵の具、どちらにも使える落とし方

準備するもの

・でんぷんのりまたは、炊いたお米

手順
①絵の具汚れ部分に、でんぷんのり、または炊いたお米を揉み込みます。でんぷんのりや炊いたお米が汚れを吸着してくれます。

②でんぷんのり、または炊いたお米を水でしっかり洗い流します。乾いたときに残らないよう、この工程でしっかりと洗い流してください。

③普段使用している洗濯用洗剤で、洗濯機で洗います。②の工程でしっかりと洗い流せていれば、他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

水性絵の具の落とし方

準備するもの

・酸素系漂白剤
・重曹
・汚れても良いタオル

手順
①酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜ合わせ、液体を作ります。

②①で作った液体を絵の具汚れの部分にかけ、汚れても良いタオルの上に被せます。絵の具汚れの裏面を、ティッシュやタオルなどで叩き、汚れをタオルに付着させます。

③お湯をかけて洗い流します。

④普段使用している洗濯用洗剤で、洗濯機で洗います。他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

アクリル絵の具の落とし方

準備するもの

・台所用洗剤
・歯ブラシ

手順
①絵の具汚れの部分に、台所用洗剤をよく染み込ませ、水をつけてもみ洗いをします。

②水で洗い流します。

③まだ絵の具汚れが残っている場合は、もう一度台所用洗剤をつけ、歯ブラシで擦ります。

④もう一度、水で洗い流します。

⑤普段使用している洗濯用洗剤で、洗濯機で洗います。他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

油絵の具の落とし方

準備する物

・除光液
・汚れても良いタオル
・ガーゼ
・台所用洗剤

手順
①絵の具汚れの裏面に、汚れても良いタオルを敷きます。

②絵の具汚れの部分に、除光液を染み込ませます。上からガーゼで叩いて、敷いたタオルに汚れを付着させます。

③水で軽く流したあと、絵の具部汚れの部分に台所用洗剤をつけ、もみ洗いします。

④お湯でしっかりと洗い流します。

⑤普段使用している洗濯用洗剤で、洗濯機で洗います。他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

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・絵の具汚れに悩まされる前に!3つの予防・対策


絵の具汚れの落とし方を紹介しましたが、そもそも絵の具の汚れに悩まされたくはないですよね。
そんなママさんに、絵の具汚れ予防・対策をご紹介します!

汚れ予防・対策はスモック選びから

工作の時間に使用するスモック。撥水加工がついているものが存在することをご存知でしょうか。
拭き取るだけで汚れを落とすことができ、絵の具が乾いてしまっても、爪で擦れば汚れを落とすことができるのでおすすめです!また、もともとカラフルな柄のスモックを選ぶことによって、絵の具汚れを目立たなくする選択肢もあります。

絵の具に新革命!水洗いで落とせる絵の具

大手文房具メーカーが、水洗いで落とせる絵の具を販売しているのをご存知でしょうか。
絵の具汚れに気がつくのは、お子様がお家に帰ってきたときなので、基本的に絵の具は乾いている状態だと思います。そうなると、どの絵の具を使っていても、落としにくいことに変わりはありません。
ですが、落としやすい配合の絵の具であれば、「汚れを落とす時間」の低減につながるのでおすすめです。

ベビーパウダーで汚れを防止

赤ちゃんのあせもなどを防ぐためのベビーパウダー。
他にも用途がたくさんある便利なものなので、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
洋服またはスモックにベビーパウダーを薄く塗り、その上からアイロンをかけておくと、汚れが付いてしまっても、洗濯するだけでも汚れは目立たなくなりますよ。

・まとめ

子育て中のママさんであれば、避けては通れない絵の具汚れとの格闘。
しかしながら、お子様にはのびのびと育って欲しいものですよね。
お子様に「絵の具を使っちゃダメ」「汚さないように気をつけなさい」とは言いにくいと思います。
ですが、そんなママさんの「のびのびとした生活」も大切です。
忙しい家事の中で、少しでも手間を省きたい、家であるもので何とかしたい、そんなときにぜひ実践してみてください。

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