五徳の掃除!【よごれのレベル別お掃除術】

五徳やガスコンロまわりは、いったん汚れがこびりつくとなかなか取れにくく、専用の洗剤やスポンジ、ゴム手袋などが必要になります。
頑固な汚れを落とすにはゴシゴシとこする体力もいるので、キッチンの中でもついつい後回しになってしまいがちなところです。
五徳やガスコンロまわりのよごれは程度によってお掃除のやり方を変え、効率よくキレイにしましょう。今回は、「よごれのレベル別お掃除術」を紹介します。

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・五徳の軽いよごれなら温かいうちに拭く

準備するもの

・使い古しの菜ばし
・ぼろ布
・重曹スプレー

簡単に取れる重曹水のスプレーを作っておく。

重曹もスプレー容器も100円ショップなどで手に入るので、水100mlに対して重曹小さじ1杯の割合で重曹水を作っておくと、キッチンの油汚れの掃除など全般に使えるので便利です。

五徳やガスコンロは調理後の熱を味方につければ洗剤なしでも簡単にきれいになります。
効率よく手早くきれいにするには、使い古しの菜ばしを使って濡らしたぼろ布を箸でつまみ、調理後にすぐ汚れを拭き取ります。軽い油よごれなどには重曹スプレーを吹きかけ、拭き取ります。

調理後の五徳やガスコンロまわりはまだ熱いので、直接手で触ると火傷の心配がありますが、この方法だと直接手に触れないので安全な上、手先が汚れません。
素手でやってしまうと、ネイルがはがれたり爪の間に油がついて掃除時間よりも手をきれいにする時間の方が長くなってしまうことにもなりかねないので注意しましょう。

五徳やガスコンロまわりやをいつもきれいにしておくコツは、調理後の熱いうちににすぐに拭き取ることです。

・五徳やガスコンロまわり汚れのレベルが中程度のときの掃除方法

調理後すぐに汚れを拭き取っておけば、五徳やガスコンロまわりの頑固な汚れに悩むことはありませんが、忙しいときにはその1~2分の時間が取れないものです。

特に朝食後、自分も出勤する場合や、夕食の準備が遅れて家族が食事を待っている状態だと掃除まで手が回らないものです。
数日間そんな状態が続いたら、汚れのレベルは中程度になっているかもしれません。

がんこな汚れになる前の段階でしっかり掃除をしましょう。

準備するもの

・ゴム手袋
・食器用洗剤
・スポンジ
・ぼろ布

日常使いの食器用洗剤を使用して使い古したスポンジで洗う

中程度の汚れなら油汚れ専用の洗剤でなくても、日常使いの食器用洗剤で汚れは落とせます。
まずは、ゴム手袋をつけて五徳を取り外し、食器用洗剤をスポンジにつけて洗います。
スポンジは食器洗いで使い古したものを用いると、惜しげなく使えます。
洗い終えたら洗剤分をよく流して、ぼろ布で拭いて乾かしておきます。
ぼろ布はいつでも使い捨て雑巾として使用できるように、シャツなどを適当な大きさに切ってストックしておくと便利です。

取り外せない天板の部分は食器用洗剤をぼろ布につけて拭く

天板の部分は、食器用洗剤を原液のまま使い捨てのぼろ布などにつけて汚れをふき取り、その後ぬれたぼろ布を固く絞ってもう一度拭き取ります。
同時にコンロに付属しているスイッチまわりも拭いておきましょう。

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・五徳のこびりつきや天板の焦げ付きなどひどい場合の掃除方法

準備するもの

・ゴム手袋
・アルミホイル
・使い古した歯ブラシ
・竹串
・クリームクレンザー
・重曹
・ぼろ布
・ナイロンのゴミ袋
・洗い桶

まず、洗い桶などに大きめのスーパーの買い物袋やごみ袋を広げて重曹水がこぼれないように準備しておきます。
そこに、油落としに効果がある重曹水(重曹大さじ4杯に対して40℃程度のお湯2ℓ)を作って、入れておきます。
こうすることで、洗い桶が汚れずにすみます。
ゴム手袋をつけてから、五徳を外してこの重曹水にしばらく浸けておきます。
袋の口を縛っておくと五徳がサウナに入っている状態になります。

その間に天板の焦げ付きを取り除きます。
アルミホイルを軽く丸めて、クリームクレンザーをつけてこすります。
重曹の粉でこすっても同様の効果があります。
バーナーは、古歯ブラシでこすって汚れを取ります。
その他、コンロのふちやすき間にたまったゴミは竹串を使って取り除きします。
最後にぬれたぼろ布で汚れを取り去ってから、乾いたぼろ布で拭いて仕上げます。

天板のお掃除が終わりましたら、次は五徳の掃除です。
先程、重曹に浸けておいた五徳を取り出し、汚れが浮いてきた状態で袋の端を洗い桶に掛けて古歯ブラシで磨きます。
水洗いをした後、乾かして終了です。

もっとピカピカを望むなら

古歯ブラシで磨くと五徳の汚れはほとんど取れますが、もっとピカピカにしたい場合は、
重曹に水を少量加えてクリーム状にして、気になるところに塗り、ラップで覆ってパックをします。
また、市販のメラミンスポンジを使って磨くときれいになります。

・まとめ

「そうじは休みの日に一気にやろう」とか「お天気の日にまとめてやろう」などと先のばしにしがちです。
特に油汚れが気になるキッチンの五徳やガスコンロまわりの汚れは、手荒れの原因にもなるので憂うつな気分になってしまいます。
毎日、料理のすぐ後に湿らせたぼろ布やキッチンペーパーを菜箸でつまんで軽くこすると驚くほど簡単に汚れが取れます。
「今日の汚れは今日のうちに」を合言葉に「五徳を磨けば五つの徳があるかも?」と言い聞かせ、清潔なコンロまわりを目指しましょう。

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