ペットの毛やニオイが悩みの方におすすめのお掃除術!

大切な家族である犬や猫などのペットは、人間とは違って自分で掃除をしてくれません。
特に室内で飼っている場合は、ペットの毛やトイレ掃除を怠ると、毛やニオイで大変なことになってしまいます。それに、ペットの毛が人の動きなどで舞い散ると、吸い込んでしまって健康に影響が出てしまうこともあるので、掃除はペットを飼っていない人よりもしっかりとしなくてはいけません。掃除をサボってしまい、ペットの毛やニオイがついたままで外出してしまうと、他人を不快にしてしまう可能性が高いので、普段から注意が必要です。
そこで今回は、ペットの毛やニオイの悩みを解消する掃除のポイントをご紹介しましょう。

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・ペットの毛のお掃除


毎日、徹底的に掃除するのが理想ですが、仕事が忙しいとかお子さんの世話が大変で、時間を確保するのも難しい人が多いのではないでしょうか。
それに、疲れているのに掃除をしてさらに疲れるのもイヤですよね。
ですが、ペットを飼っているなら、家族の為に、そしてペットの為にも掃除をきちんとしましょう。

①ペットの毛が気になる時に5分で出来る掃除術

5分位あれば出来る掃除術なので、朝や忙しい時間におすすめの掃除術です。
手順
①ハンディータイプのワイパーなどで、家電や棚についたペットの毛を取り除きます。

②ドライタイプのフローリングワイパーをかけて下さい。(掃除機でもOK)

③カーペットやフローリング用のコロコロクリーナーで、目についたペットの毛を取り除きます。

②ペットの毛が気になる時に30分でしっかり掃除術

掃除の基本、上から下へペットの毛やほこりを取っていきましょう。
手順
①窓を開け、ダイニングキッチンは換気扇も回して下さい。

②棚や床に置いてあるものを、掃除しやすいように片付けましょう。

③ハンディータイプのワイパーで、エアコンや照明など上から下へ、ペットの毛を取り除きます。(柄が伸び、ヘッドが曲がるタイプが掃除しやすくておすすめです)

④サッシの溝や壁の巾木(幅木)にもペットの毛が溜まりやすいため、ブラシやペンキ用の刷毛などで掃除します。

⑤掃除機をかけて下さい。その後、カーペットやラグ・布製品などは、軍手をつけて、その上にゴム手袋をはめて繊維をなでると奥に入り込んだ毛が出てきてキレイになります。

⑥除菌タイプの住宅用洗剤やウェットタイプのフローリングワイパーで、床を拭き掃除しましょう。

・ペットのニオイ対策


家の中であれば、ペット用のトイレとゲージがニオイの主な発生源です。
特にトイレはニオイだけでなく、掃除をサボるとペットがトイレを我慢して健康を損ねてしまうこともあります。粗相をする原因にもなるので、こまめに掃除しましょう。

①ペット用のトイレ掃除

1日1回はシートや砂の交換をするのがニオイ対策になります。そして、月に2回以上は、トイレをしっかりと掃除しましょう。
手順
①シートや砂を取り除きます。

②トイレが入る洗い桶に入れたら、ぬるま湯を入れて汚れが浮くまで浸けておきましょう。(桶がなければ、ゴミ袋を2枚重ねて、その中に入れて下さい)

③お湯を捨てて、ペット用の洗剤を使ってブラシやスポンジで洗い、すすぎましょう。(ペット用が無い場合は、クエン酸や重曹を使って下さい)

④太陽の光にしっかりと当てて、乾かします。

⑤シートや砂をセットすれば終了です。

②ケージ(ゲージ)の掃除

外出時や就寝時など、ペットが多くの時間を過ごす場所なので、ニオイがつきやすい場所です。
手順
①ケージの中の敷物などを取り出し、洗濯出来るものは洗って下さい。

②ケージについた毛やほこりをブラシなどで取り除きます。

③外に洗い場がある場合は、水で洗い流した後、バケツにお湯を汲んでケージにかけましょう。(汚れやニオイを取れやすくする為です)浴室を使う場合は、シャワーのお湯で洗い流します。その後、ペット用の洗剤やクエン酸など、ケージを傷めず、香りがついていないものを使って洗い、しっかりとすすいで下さい。

④太陽の光に当てて、乾かします。

⑤ケージに敷物などをセットすれば終了です。

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・ペットが粗相をしてしまった時の対処法


どんなに掃除をしっかりとしても、しつけをしたとしても、ペットの体調やストレスが原因で普段しない粗相をしてしまうこともあるので、対処法をご紹介しましょう。

①フローリング

①汚物などを取り除きます。

②汚れに床用の洗剤をかけて、拭き取って下さい。

③除菌・消臭の次亜塩素酸水があれば、スプレーして拭き取ります。次亜塩素酸水は殺菌効果がある食品添加物として認められていて、人、ペットともに安心して使えるのでおすすめです。ない場合や使えない床は、使用出来るクリーナーを探しておきましょう。

②カーペット・ラグ

①汚物などを取り除きます。

②重曹やクエン酸を水やお湯で溶かしてスプレーを作るか、次亜塩素酸水を汚れに直接スプレーをして、いらないタオルで軽く叩くように拭き取りましょう。

③重曹やクエン酸を使った場合は、濡れたタオルでしっかりと繊維の中に残った成分を拭き取って下さい。(次亜塩素酸水は拭き取りしなくても大丈夫ですが、最後にスプレーしておくとニオイ対策になります)

③畳

①汚物などを取り除きます。

②消毒用エタノールをしみこませたタオルで、しっかりと拭き取りましょう。
消毒用エタノールがない場合
①汚物などを取り除き、水分も出来るだけ吸い取っておきます。

②乾燥させた茶殻、ベビーパウダーなどを汚れた箇所にかけて水分を吸わせたら、掃除機で吸い取って下さい。

③熱湯を少しずつかけて、しっかりと拭き取り、これを繰り返します。

④しっかりと乾燥させましょう。
乾燥させた茶殻があれば、乾燥させる前に水分が残っている部分にかけると、カテキンの成分が除菌・消臭して、その上、畳の中の水分を取ってくれるのでおすすめです。その後、掃除機をかけたら、しっかりと乾かしましょう。

・普段から気をつけたいこと


ペットの毛やニオイは、普段の生活を少しだけ意識すれば、掃除自体が楽になります。
①ブラッシング
ペットの毛が抜け落ちる前に、ブラッシングで取っておきましょう。

②家具の配置
掃除がしやすいように、フローリングワイパーやハンディーワイパーが入る隙間を作って配置するのがおすすめです。

③エアコンのフィルター
柔らかい細い毛は、エアコンや空気清浄機などのフィルターについてしまいます。
柔らかいブラシで汚れを掃き出し、掃除機で吸い取ると良いでしょう。

・まとめ

家族であるペットと、快適に暮らすには、掃除はこまめにすることが大切です。
忙しい時は、5分で出来る掃除術とシートや砂交換、休日や時間に余裕がある時は、しっかり掃除+ケージを洗って、ペットの毛やニオイが気にならない状態をキープして下さい。
そして、人とペットが健康で楽しく過ごせる空間を、掃除で作っていきましょう。

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