掃除は子供の知育につながる!?子供の成長に合わせたお手伝いとは?

小さい子供にとっては掃除も片付けも遊びの延長だったり大人のお手伝いだったりと興味をもって楽しんでやれることなのです。パパ・ママのまねっこでやっていたことが、だんだんと自分で考えて工夫したり道具を使ってみたり・・・と、掃除を覚えることは責任感が身につくだけでなく脳の発達の上でとても重要なことなのです。
家をきれいにするだけではない<知育としての掃除>のことを考えてみましょう。

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・子供が掃除を嫌がる原因って? ~本当に掃除が嫌いなの?~

親から見たら捨てる・戻す・整える、とこれだけのことに思えますが、実は子供には子供のなりに掃除や片付けをしない(できない)理由があるのです。
その理由は大きく分けて①掃除は楽しくないからやりたくない、②片付け方やきれいにする理由わからない、この2つです。つまりはこの2つを解決すれば子供はだんだんと片付けができるようになる、ということです。

①掃除は楽しくないからやりたくない

遊ぶのは楽しいけれど片付けるのは楽しくないもの。そこで掃除を「どっちが多くゴミが拾えるかな?」「お部屋の端までどっちが先に雑巾がけできるかな?」などとゲームに見立てて子供の意欲を掻き立てるようにしてみましょう。ポイントはわずかの差でも子供を勝たせてあげ、喜びを感じてもらうこと。そして終わった後にはしっかり褒めてあげることで更に子供のやる気も引き出すことに繋がります。

②片付け方やきれいにする理由がわからない

「テーブルきれいにしないとご飯食べるところないよね?」「床におもちゃを置いておくと踏んで壊しちゃうかもよ?」「ゴミがいっぱい落ちていると靴下がゴミだらけになっちゃうよ?」など、子供にもわかりやすい具体的な例を挙げて説明をすることで、子供自身がきれいにした方がいいな、という気持ちになるようにしてみましょう。そして片付ける場所にシールを貼る、簡単に掃除できるグッズを用意するなど<見える化>を行います。子供が掃除をしてくれた後は「ありがとう。きれいだと気持ちいいね」「〇〇ちゃんがやってくれて助かるよ」と声掛けて子供に達成感を感じさせてあげることで、掃除=良いことという感覚を身に着けさせることに繋がります。

・小さい子供(幼児期)のうちにお掃除をさせてみよう ~知育としてのお手伝い~

子育てをする上で掃除には整理整頓をする・清潔を保つ、という以外にも重要な役割があります。実は掃除や片付けを覚えることは、子供の成長にとってとても大切なことです。
掃除・片付けは子供にとって楽しいことではありません。その楽しくないことを我慢して続けることは忍耐力・集中力を身に着けることに繋がります。また任されたことをやり遂げたという達成感・自己肯定感などを感じることもできるのです。幼少期のうちにお手伝いを通して、お掃除の楽しさ、目的を身に付けましょう。

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・小さい子でも安心 年齢別おすすめお掃除

1~2歳

おすすめは拭き掃除
1~2歳のお子さんには、簡単な拭き掃除からはじめてみましょう。手先を動かすことで想像力のアップや集中力も養われます。小さなタオルやテーブルふきんを使って、窓や床、テーブルなどをから拭きしてみましょう。

お掃除のマネをさせよう
歩いたりおしゃべりを覚えてとにかく好奇心旺盛なこの時期は、とにかくパパ・ママのまねっこをしたがります。まずは、お子さんの目の前でお掃除しているところを見せて、興味を示したらやらせてみましょう。

必ず声掛けを
「お掃除楽しいね。きれいになるね。」と必ず声掛けをすることで褒めてあげましょう。声掛けをすることで、お子さんに喜びを感じてもらえます。無理にやらせるのではなく、お子さんの様子を見ながら少しずつやっていくことが大切です。

3~4歳

おすすめは玄関掃除
自分のことがいろいろできるようになってくるこの時期は、自分でやりたい気持ちがどんどん増えてきます。玄関の掃き掃除や各部屋のごみ箱を集めてくるなど一人でできることをやらせてみせましょう。

一人でやらせてみよう
決して完璧は求めず、多少の砂やゴミが残っていてもそこは気にせず一人でやってもらいましょう。自分でやってみて、徐々に上手になる感覚を覚えてもらう事が大切です。

またやりたい!を引き出そう
「ありがとう。きれいになったよ。」「明日もやってくれると助かるな。」と声をかけてあげることで、子供は自分でできた!という満足感を得ることができてまたやりたい、という気持ちになっていきます。

5~6歳

おすすめはお風呂掃除
この頃になると保育園や小学校で当番や係を任されるて「自分のやること」を覚えてきます。手先も器用になり様々な道具も使えるようになってきますので、お風呂掃除など定期的にやらなければいけない事を担当してもらうとよいでしょう。

自分の係!と思ってもらう
掃除当番表のようなものを作ったり、子供自身に掃除用のスポンジや掃除用具を選んでもらうなど、子供と相談しながら「がんばってやってみよう」という気持ちになるようにしてみましょう。

考える力を引き出そう
きれいに洗えなかったところは注意をするのではなく、こうするともっときれいになるかもよ、とアドバイスして自分で考える力も身についてきます。初めのうちは掃除を忘れてしまうことがあるかもしれませんが、何日も続けてやっているうちに「これは自分が任されていることなんだ」という自覚が出てきて、自然と掃除をやってくれるようになっていきます。

・親子で楽しくお掃除しよう ~子供と一緒に家中きれいに~

道具を上手に使う方法を考える、任されたことをしっかりとやり遂げることを覚える、自分のやったことで誰かが喜ぶことを覚える、そうしたことはすべて子供の成長と自信につながります。
子供の気分が乗らないこともあるでしょうし、初めのうちは大変かもしれません。しかし大人がちょっとずつ工夫しながら子供に掃除を覚えてもらう事で、子供の自立心を育てることができます。
また、子供と一緒に掃除をすることは、親子が協力すること・話し合いをする時間にもなり、親子のコミュニケーションもの場も増えます。親子で楽しく掃除をすることで家もピカピカイになるに加え、家族の絆も深まります。

・まとめ

清潔な環境で生活することを覚えるとともに、子供の心を育てることにも繋がる掃除。掃除を覚えることには人を育てるという一面があります。
掃除を通してお子さんと一緒に楽しく、コミュニケーションの場をつくりましょう。

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