洗濯後の雑菌臭が気になる時の5つの方法!

洗濯しても、ニオイが気になる時があります。
お天気が良く、気持ちよく洗濯物が乾くはずだったのに、お気に入りの柔軟剤の香りが消えてしまうくらいイヤなニオイがしたという経験がある人も多いのではないでしょうか。
それだけでなく、香料が使われていない柔軟剤を使用、または柔軟剤を使わずに洗濯した場合は、洗濯機から取り出す時に変なニオイが気になることもあり、それは確実に雑菌が原因です。
洗濯で取り切れなかった皮脂やたんぱく質が、空気中や洗濯槽の中にある雑菌の栄養となってしまい、どんどん繁殖して、それが雑菌臭として私たちを困らせます。
ですが、せっかく洗濯したのに、キレイになってないというこの事実はイヤなものです。
そこで今回は、雑菌臭を洗濯でスッキリと洗い流す方法をご紹介します。

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・洗濯後の雑菌臭が気になる時の5つの方法!

①漂白剤を使って洗濯

黄ばみやシミなどの汚れをキレイにする漂白剤は、雑菌にも強いのです。

塩素系、酸素系と漂白剤には種類がたくさんありますが、雑菌臭には酸素系を使って下さい。

理由は、塩素系だと白色の洗濯物以外は色が抜けてしまう為、色柄ものでもOKな酸素系を準備しましょう。
酸素系漂白剤は、液体よりも粉末がおすすめで、アルカリ性の粉末タイプは、酸性の皮脂や汗が中和されて汚れが落ちやすくなるからです。ただし、粉末は使えない繊維がある為、その場合は液体の酸素系漂白剤を使いましょう。

手順

①洗濯機に、洗濯用洗剤と粉末の酸素系漂白剤を、使用説明の分量を守って入れます。

②40℃くらいの温度のお湯を入れたら、洗濯物を入れて20~30分浸けておきましょう。
長時間つけると、色落ちする可能性があるので、気をつけて下さい。

③洗濯機でいつも通りに洗濯しましょう。
※洗濯機を使う頻度が高く、浸け置きする時間がない場合は、洗濯桶や浴槽を使うのもおすすめです。浴槽を使う時は、浸け置きした後、残り湯を使う時の洗濯機のホースで浸けていたお湯を利用するか、新たに洗濯機に洗濯用洗剤を入れて回して下さい。

②抗菌力の強い洗濯用洗剤や柔軟剤で洗濯

部屋干し用の洗濯用洗剤や柔軟剤が増えていますが、抗菌・除菌効果が高いので、ニオイが気になっている人は、ぜひ試して下さい。
このタイプは、室内干しだけでなく、曇りの日や夜の外干しにも利用するのがおすすめです。
室内干しと同じように乾くまでに時間が掛かるので、抗菌力が強いタイプを使った方が雑菌の繁殖を防ぎ、イヤなニオイを抑えてくれます。

手順

①洗濯物の量に対して適量の室内干し用の洗濯用洗剤、柔軟剤を洗濯機に入れます。

②いつも通り、洗濯機を回しましょう。

③頑固なニオイは煮洗い

タオルや肌着などのニオイが強く感じられた時は、煮洗いすると洗濯物を煮沸消毒することになるので、雑菌を除去することが出来ます。

手順

①鍋に水を入れ、沸騰したらタオルなどを入れます。

②3~4分煮たら、取り出して水ですすぎ、その後、洗濯機で洗濯して下さい。

※ニオイが強烈な場合は、1ℓの水に対して粉せっけんを小さじ2杯の割合で鍋に入れて沸騰させ、洗濯物を入れて弱火で20分煮ます。その後、水ですすいで脱水すればOKです。

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④洗濯機を掃除して雑菌を除去

洗濯機の掃除をサボっていると、洗濯槽に雑菌が繁殖して洗濯してもニオイが取れません。
その為、定期的に洗濯機を掃除することが大切です。

手順

①洗濯機に洗濯槽クリーニングコースがある場合は、説明書にしたがって行って下さい。

②時間がない時は、つけ置き不要の洗濯槽クリーナーを使って、通常コースで洗濯機を回せばキレイになります。

⑤洗濯物の干し方を変えてみる

洗濯物を干している間に、空気中のほこりなどがついて雑菌が増えてしまうことがあります。特に気温が低い日や曇りの日は、洗濯物がなかなか乾かないので、ニオイがつきやすく、それを防ぐには干し方も重要なのです。
出来るだけ短い時間で乾かすようにして下さい。

手順

①タオルはハンガーではなく、ピンチハンガーやズボン・スカートハンガーを使って、タオルが重ならないように干します。

②襟付きの服は、襟を立ててハンガーに掛けて干して下さい。

③フードがついたパーカーは、薄手ならズボンハンガーなどに逆さ吊りで干します。厚手の場合は、ピンチハンガーに重ならないように筒状の逆さ吊りで干しましょう。

④スカートやズボンは、ウエスト部分が重ならないようにピンチハンガーを使い、筒状に干します。

・まとめ

洗濯機は、洗うものを清潔に、そして汚れをキレイに落としてくれるすごい家電ですが、掃除をサボると、雑菌が繁殖してしまうので気をつけましょう。
定期的に掃除をした洗濯機で、洗い方や干し方を少し気をつければ、雑菌臭が発生することはありません。
洗濯石けんやお気に入りの柔軟剤の香りを楽しむためにも、今回ご紹介した方法を実践して下さい。
そして、洗濯物を取り込む時の気持ち良さ、すがすがしさを常時、感じられるようになることを願っています。

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